山谷脳中記

創作活動とドールが好きな駆け出しSEの忘備録です。

歯は、磨いた方が良いよね

ボーカロイドが歌った様な歯磨きガムのCMありましたよね?


歯みがきガムのうた フルバージョン

 

結構好きだったのですが、あまり長期間は放送していなかった印象です。

 

さて、最近衝撃を受けた事がありまして思い出に残したく

文章をしたためる事にしました。

 

最後に歯科へ行ったのは昨年の春。

親知らずが頬肉を噛み口内炎が治らないという苦痛を味わい、

放置してもどうにもならないと悟ったので診てもらいました。約10年ぶりです。

 

行ったその日に親知らずを抜き、

「少し虫歯になりかけがあるので次回治療しましょう」と先生に言われたので

二回目に訪れましたが助手の方に歯石だけ取ってもらい、もう大丈夫です!と言われ終了の運びへ。

 

あれ?虫歯は?と心残りつつも良いなら良いかと納得して帰宅。

その後何事もなく今日まで過ごしてきました。

 

 

ところが先日、前歯の右隣の歯が唐突にかけたので急ぎ歯科にかかっていきました。

駅から遠いので楽に予約が取れ、その上自宅からは近いというとても好都合なクリニックです。

 

まるでエステサロンの受付の様な上品な佇まいに「えらい所へ来てしまった…」と

震えあがっていましたが、特にセラミック等高価な材料を勧められる事もなく

保険の範囲内で綺麗に仕上げてくださいました。

試供品のシュミテクトを頂き帰宅。

 

欠けた原因は恐らく前日の夜に飲んだ濃いめのフルーツ酢水割りだと思います。

口の中が酸性だと再石灰化が進まず弱くなってしまうそう。

 

 

そして本日、虫歯の治療。

きっと中学生以来ではないかと思います。久しい恐怖感を覚えました。

 

口を開け最初に目に飛び込んできたのは麻酔の入った注射器を持つ先生の御顔。

もう覚悟を決めるしかない…と真っ白な気持ちを作り上げ、迫りくる針を

視界から消す為に帳を下ろします。

 

然し、予想に反して痛みは全く有りませんでした。

徐々に強くなる麻酔を面白がっている間に滞りなく治療を終えました。

 

歯医者さんの腕前なんて生きていて全く気にしたことがありませんでしたが、

今回とてもお上手な方に出会い、こんなに楽に治療を終えられるのかと

感動しています。

 

歯を大切にするのが一番かとは思いますが、マイクロ的な世界の事は悪化してみないとわからない部分であるので腕の良い治療者を見つける事で劇的にQOLが上がりますね。

 

切れかかった麻酔によりじんわり主張してくる治療部位がたまらなく愛おしいです。

他人の痛みを消し去る職業というのは本当に尊い存在だな、と感謝の気持ちでいっぱいです。